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アーユルヴェーダのセルフマッサージで若返り美容
エステサロンやリラクゼーションサロン、美容サロンなどでトリートメントを受けた直後は
むくみもとれて全体がスッキリと軽くなり、カラダが楽になりますよね。
お肌の調子もよくなり、明るくプルプルになっていたり、体のラインもなんだか整っていてきれいになっている…
など嬉しい変化を感じますね^^*
ただ、時間が経つと、やっぱり戻ってしまうもの。。。
このベストな状態をできるだけ維持できたらいいな~
自宅でも、自分なりに少しでもケアが出来たらいいな~
と思いませんか?
そこで今回は、
ご自宅でも自分でできる!セルフマッサージの方法についてまとめてみました!
日々、心身のケアとして取入れることで、デトックス&美容効果が高く得られる♪
若返りの美容ケアで人気が高い、
「 アーユルヴェーダ的セルフマッサージの方法」をご紹介します!!
セルフケアを取入れることで、
・美肌効果
・お肌が潤う
・むくみ解消
・代謝アップ(ダイエット効果)
・便秘解消
などなど女性には嬉しい様々な効果がたくさんあります!
もちろん、カラダだけではなく
リラックスして気持ちを癒すことで、精神面=心のデトックスにも効果的。
そして、オイルを使ったマッサージセルフケアは、乾燥肌の方は特に向いています!
夏の時期の冷房による乾燥対策や
秋〜冬時期のカサカサにもお勧めですよ♪
自分でデトックスマッサージを効果的に行なうポイントと注意点
◎マッサージの後は、15分~35分はオイルを身体につけたままにして吸収させ、それから温かいお風呂に20分~40分ほど半身浴をすると効果的です!
●お風呂に入る目的は、「オイルを洗い流す」ことだけではなく、アーユルヴェーダ的考え方として、「発汗療法」と言われる解毒を促すための重要なポイントです。
◎皮膚をマッサージすることで血行を刺激し、リンパの流れを促進して、毒素(アーマ)の排出/デトックスを促します。
注意すべきこと
※風邪を引いている時や、体調の悪い時、生理3日目まではマッサージを避けるようにしましょう。
(アーユルヴェーダでは、生理期間中は浄化期間だと考えられていて、その間のマッサージはお勧めされていません。)
自分でデトックスする時の体質別・タイプ別のオイルとマッサージ方法
アーユルヴェーダのトリートメントで使用するオイルは「 ゴマ油 」が一般的ですが、実は、それぞれの体質やドーシャのバランスによって、お勧めとするオイルが異なります。
アーユルヴェーダでは、自分の体質やその日の体調、季節、時間帯、などに合わせてマッサージの方法やオイルの種類等を調整することで、より効果的に身体に働きかけることが出来ると考えます!
自分でできるデトックス☆体質別セルフマッサージの方法とオイルの種類
【アーユルヴェーダ体質診断チェック】を行ってみてくださいね♪
◆あなたは何タイプ?体質診断の記事
⇒アーユルヴェーダ体質診断(生まれながらの体質チェック)
◆アーユルヴェーダの入門シリーズ①〜⑦
⇒本来の体質とは?あなたの体質はこうして決まる
ヴァータ体質のあなた|ヴァータタイプにおすすめのオイルは?
ヴァータは風の性質をもち乾燥しやすい体質なので、ヴァータ体質の方、ヴァータの増悪でバランスを崩している状態のときには、オイルによる全身マッサージがもっとも適しています!
*ヴァータはオイルを温めて使うと効果的
ゴマ油、スイートアーモンドオイル,オリーブオイル、椿油などです。
最も適しているのは、ゴマ油。
抗酸化作用があり、皮膚を強くし、菌の感染や太陽の有害な影響から守ります。
■マッサージの取り入れ方
ヴァータタイプへのマッサージは、重くゆっくりと心を落ち着かせるようにやさしいタッチで行います。
ヴァータ体質の方は朝の日課として毎日セルフマッサージを行なうのがオススメです!!
※オイルは必ず人肌に温めてから使いましょう
ピッタ体質のあなた|ピッタタイプにおすすめのオイルは?
火の性質をもつピッタ体質、ピッタの増悪でバランスを崩している状態には、冷却効果のあるオイルを選んでセルフマッサージを行ないます。
*ピッタ体質のお肌へはオイルの温度はあまり高くしないように気をつけましょう。
◆お勧めのオイルは:
ココナッツオイル、サンダルウッド、ヒマワリ油などです。
※注意点※
ただ、〔体質を問わず〕熱を持つ場合、炎症、発赤、出血性症状などの症状があるときはアビヤンガ(オイルマッサージ)は禁忌とされているので気をつけましょう!!
■マッサージの取り入れ方
ピッタタイプへのマッサージは、あまり強い圧や鋭い刺激ではあなく、柔らかく滑らかなタッチで行います。
ピッタ体質の方のセルフマッサージは、週2~3回のペースで行なうのがおすすめです。
時間がないときは「頭頂、耳、手、足の裏」など部分的なオイルマッサージを取り入れてみましょう!
カパ体質のあなた|カパタイプにおすすめのマッサージは?
水の性質をもったカパタイプの方は、体質的に「油性」を持っているため、オイルマッサージ〔主に全身〕よりも、オイル無しの「ドライマッサージ」がお勧めです。
ただ、オイルを使用する場合は、以下のオイルがおすすめです。
マスタードオイル、ホホバオイル、ごま油などです。
■マッサージの取り入れ方
カパ体質の方へは、オイルの代わりに、ガルシャナ(乾布摩擦)で末梢→中心方向(毛の生えている流れとは逆方向へ〕に行うことをお勧めしています。
ガルシャナ(乾布摩擦)で水のエネルギーが整ったあと、オイルマッサージを軽く行なうとよいでしょう。
リズミカルで少し刺激のある圧で早めのタッチがお勧めです。
※全身オイルマッサージではなく「頭頂、耳、手、足の裏」など部分的なオイルマッサージを取り入れましょう。
セルフマッサージのペースは、週2~3回のペースでよいとされています。
複合体質のあなたは?
多くの場合、ヴァータ、ピッタ、カパのうち二つ以上の体質をもつ「複合体質」の方がほとんどです。
その場合は、各タイプのセルフマッサージ法を参考に、その時々の状態をみて、バランスを崩しているエネルギーを調整するマッサージを行なうと良いですよ。
自分でできる!セルフオイルマッサージ
◎基本的に朝行うのがお勧めされています。
◎お部屋は暖かくし、床に温かいタオルを敷いて、身体が冷えないように身体にタオルを巻いた状態で行ないましょう!
体の下の方へ下りて行くようにマッサージを行いましょう!
自分でできるデトックス☆セルフマッサージの方法
【1】頭 ~頭頂
頭皮のマッサージをする時は髪を洗う時のように、指先を使います。
髪の生え際から始めて、頭の両サイドを首までをくるくる回しながら頭皮全体までをマッサージします。
そして、頭頂のエネルギーポイント(アディパティマルマ)も刺激をします。
眼精疲労、頭痛、不眠などに効果的です。
【2】顔 ~耳~額~こめかみ
耳の端〜みみたぶを親指と人差し指でつまんで上〜下数回マッサージ。
額に移ります。
額は眉間の位置にあるエネルギーポイント(スタパニーマルマ)を刺激します。
〔癒しのホルモンといわれるメラトニンが分泌されるのを助けます。〕
指をこめかみに向かって外へと動かします。
こめかみは、小さな円を描くようにマッサージして、頬とあご、鼻の上など顔全体をマッサージします。
【3】首、肩、腕 ~喉
首のエネルギーポイント(ニーラーマルマ)を刺激すると、若返りのホルモン(パロチン)がわいてくるとされています。
首から喉は両手で挟んで下から上に向かって流すようにマッサージ。
そのあと、手を肩甲骨辺りに置いた状態から、髪の根本に向かってなで上げます。
そして、肩から腕へ「凝りのある所」は少しほぐすようにマッサージしてみましょう。
先に右腕、次に左腕を、しっかりと上下に手を動かして、関節〔肘と肩〕は円を描くようにしてマッサージ。
リンパ液がつまりやすいところをスムーズに流しましょう。
【4】手
手の中央には、エネルギーポイント(タラフリダヤ)というマルマがあり、全身にとって重要なマルマです。
丸く円を描くようにマッサージします。
【5】胸、お腹
胸の中央のエネルギーポイント(フリダヤマルマ)と、おへそのエネルギーポイント(ナービマルマ)、そして、おへその下のエネルギーポイント(バスティマルマ)などは、体の中央の重要なポイントです。
腹部は時計回りに円を描いてマッサージします。
手のひら全体を使ってあまり力を入れずに、らせん状の円を書きましょう。
【6】背中とお尻 ~腰~ウエスト
次に立ち上がって、背中とお尻を、手のひらを上下に動かしてマッサージします。
腰やウエストにも、エネルギーのポイント(ニタンバマルマ)のように多くのマルマがあるので、疲れをとるように
丁寧にマッサージします。
【7】脚全体 足~足裏
脚は腕と同じように、まず右、次に左をマッサージします。
膝と足首の関節〔膝と〕は円を描くようにマッサージします。
足は、爪先から足首に向かってさすってから、逆に爪先に向かってさすります。
足裏は中心にあるエネルギーのポイント(タラフリダヤ)、くるぶしのエネルギーポイント(グルパマルマ)への刺激が、氣(プラーナ)の流れを良くする助けになります。
親指を使って、小さくらせんを描くように、指先に向かってマッサージします。
足指を一本ずつきつく握り、指と指の間もマッサージします。
これらのオイルマッサージを10分~15分程行なったあと、オイルを吸収させるために15分程度そのまま放置し、それから温かいお風呂で20分~40分程の半身浴をします。
または時間が無い場合はシャワーを浴びて流しましょう。
(参考書籍:アーユルヴェーダ入門 上馬場和夫・西川眞智子 著)
自分でトックス☆むくみ、体の重さ、ダイエットに効果的な方法は・・・?!
カパ体質にオススメ!【ガルシャナ(乾布摩擦)】のマッサージ方法
体重増加、カラダが重だるい、むくむ、気持ちが沈んで暗い時など…
(これらはパが増大している時の症状です)
オイルをつかわないドライマッサージがおすすめです!
ガルシャナとは、絹の布や絹の手袋でカラダ全体を擦る乾布摩擦。
麻や木綿など優しい肌触りの天然布であれば、代用することも可能です。
◆カパにおすすめ!ガルシャナのやり方
できれば朝一番に、カラダ全体の皮膚を、
末梢→中心方向へ〔毛の流れと逆方向へ〕5分~10分ほど
強めに素早くさすってマッサージします。
(上下にこすって滑らせるようにして刺激していきます。)
時間がある時は20〜30分程かけて
全身に行うと新陳代謝が促され、
普段、汗をかきずらい人でも
汗がでるようになることもあります!
このガルシャナマッサージのあと、温かいお風呂に入って、毒素と老廃物が外に出るのを促します。
まとめ
アーユルヴェーダでは、オージャスという【生命の活力素となるエネルギー】を増やすためにも、
毎日のお勧め習慣(ディナチャリヤ)としてセルフマッサージを取り入れることをお勧めしています。
サロンで行うようなアーユルヴェーダの本格的なオイルマッサージは、たっぷりのハーブオイルと心地よいトリートメントの効果により高い効果が得られます!
その分、サロンに頻繁に通うことは時間的にも経済的に負担がかかります。
ですが、ご自宅で自分でもできる手軽なセルフマッサージを続けるだけで、効果が期待できるのでオススメです!
たとえ時間がない場合でも、重要なマルマポイントのある
耳、頭・顔、足だけでもセルフケアとして習慣的に行うと、数日後には嬉しい変化が期待できるはずですよ〜♪
ぜひ、美と健康のケアとして取りれてみてくださいね。
最後までお読みいただき
ありがとうございました(*^^*)
■仕事に活かせる「アーユルヴェーダ入門編」シリーズ①〜⑦
・アーユルヴェーダ入門①:
「心と体の健康バランスを整える」アーユルヴェーダってどんなもの?
・アーユルヴェーダ入門②:
アーユルヴェーダの「体質論」一人一人みんな違う!
・アーユルヴェーダ入門③:
本来の体質とは?あなたの体質はこうして決まる
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