アーユルヴェーダの学び

消化力が弱い人にオススメ!明日からできる改善方法5選

あなたは、朝起きた時、

身体が重い、胃がもたれてスッキリしない、ダルい、疲れが取れてない…

など、なんとなく 「身体の調子が悪いな〜」 と感じたことはありませんか?

サロンのお客様や、スクールの生徒さんからも
こうした、「なんとなく感じるカラダの不調」について
質問をいただくことがよくあります。

病院にいくほどではないし、どんなケアをしたらいいのか分からない、、、

というご相談の声も多いのですが

あなたはいかがですか?

 

わたし自身、アーユルヴェーダを取り入れる前までは

朝起きた時、身体がベットに沈むような
ズーンとした重ダルさを感じて、
なかなか起きられない、という状態になったことが何度もありました。

さらに

胃がもたれてスッキリしないことや
寝ても寝ても眠気がとれない状態や、

頭がズーンと重い…
疲れが取れてない…
よく眠れない…
すっきり起きられない…

など、

なんとなく身体の調子が悪いな。。

ということが多々ありましたが、その頃は対処の仕方が分からず、、、

「そのうち、治るから大丈夫でしょ。」

とそのままにしてしまう事も多かったです。

 

ですが・・・
実はこうしたサインを放っておくことで
のちのち病気に繋がってしまうリスクがあるんです!

消化力が弱いと不調の根本原因になる?

なんとなくの不調が病気に繋がる

実は、アーユルヴェーダ的にいうと

こうした、「なんとなくの体調が悪い。。。」というような不定愁訴
アグニ(消化の力)の低下が大きく影響していると考えます。

 

アグニとは、『消化の火』、消化や代謝を担うエネルギーのこと。

体内のあらゆる酵素の働きを支えているエネルギーとも言われています。

 

わたしたち人間の身体のすべての細胞は食べたもの(食物)で作られています。
食べたものが消化されて代謝されることで、健康な細胞ができてきます。

ですので、アグニ《消化の力》が問題なく働くことで、
食べものの消化代謝が順調に正しく行われて
その結果、わたしたちの身体の血となり肉となり、健康な身体が造られる
のです。

 

では、このアグニ(消化の力)が不順になるとどうなるでしょうか?

アーユルヴェーダでは、、
代謝と消化の火であるアグニが不順になることで、
病気の種となる老廃物であるアーマ(毒素・未消化物)が蓄積すること病気の原因になると考えられています。

そう、アグニ(消化の力)の働きが不順になることは
病気の原因を作ってしまう・・・ということになるのです。

「身体のダルさ」と「消化力」

「カラダの不調」と「消化力」

いっけん原因として結びつかないようですが、

意外ににも、この「消化力」が重要なのですね。

毒素が病気の種になる?!

また、先ほど、「病気の種となる・・・」
といった、厄介で気になる言葉が出てきましたよね。

アーユルヴェーダでは、この病気の種のことを、
アーマ(毒素・未消化物)といいます。

アーマ(毒素・未消化物)については
また別の記事でも書いていきますが、

アーマ(毒素・未消化物)が身体の中に蓄積するか、しないか
その原因に繋がる重要な働きをするのが・・・消化の力(アグニ)です!

ですので、まずは、大切な「消化の力(アグニ)」について、まとめました^^

体質でも違うアグニ(消化の力)

“アーユルヴェーダ体質診断”の記事でもお伝えしましたが、
わたしたちの消化の力(アグニ)は、みんな同じ力ではありません。

お一人お一人違います!

あなたの持つ消化のパワーと、
あなたのパートナーがもつ消化のパワーは違いますし、

お母さん、お父さん・姉弟・お友達・・・

それぞれにみんな違いがあり
お一人お一人でパワーは違います。

 

アーユルヴェーダ的体質で言うと・・・

ヴァータ体質の方の消化力は、良かったり悪かったりと波がある場合が多いです。

■ビッタ体質の方は、基本的に消化力が強くて、消化が早い傾向があります。

カパ体質の方の消化力は、ゆっくりしていて消化が遅い傾向にあるので、胃がもたれることも多いです。

 

例えば、
家族やお友達と、ランチを摂った時・・・

同じ時間に集まって、同じ食事を、同じ量、摂ったとしても、
数時間後にすぐ
「あ〜、お腹すいた」という子もいれば

夕食前になっても
「まだお腹が空かな〜い」という人もいますよね。

これが消化のパワーの違いです。

 

さらにその違いは、
「元々、わたしたち一人一人が生まれ持った消化の力の違い(体質の違い)」

というだけではありません。

 

アグニ(消化の力)は、常に一定のパワーを保てるのではなく、
前日の食事やその時々の、生活リズム、季節や環境、一日の時間帯などによっても変化しますし、

さらに、心の状態にも影響を受けて変わってきます。

アグニ(消化力)は、低くなったり高くなったりと変動するのです。

アグニ(消化力)もバランスが大事

じゃあ、アグニ(消化力)はとにかく高ければ高い方がいいの?

と思ってしまうのですが・・・そうではありません。

アグニ(消化の力)は弱すぎても強すぎても、正しく消化ができないのです。

 

料理をする時をイメージしてみてください。

食材を入れたあと、
火の力が弱過ぎてもベチョベチョになります。

 

逆に、火の力が強すぎるとどうでしょうか。

焦げたり、一部だけ生だったり
実は中までで火が通っていなかったりしますよね。

 

バランス良く程よい火加減で調理することで
美味しい料理が出来上がるのです。

(あくまでイメージなので
じっくり仕上げる低温料理はどうなんだ?
強火で炒める中華料理はどうなんだ?
というのはここでは触れません。笑)

 

正しく代謝を行なうには、アグニ(消化力)が
弱すぎず強すぎずの丁度よいバランスで働くことが大切です。

そうなると、

わたしの場合、ちゃんと消化力が正しく働いてるのかな?

と気になりますよね?

アグニ(消化力)が正しく働いているのか知る方法

目安としては・・・例えば、

昼食をとって、5時間〜6時間程たった時に、
きちんとお腹が空いているか?

そこで空いていない場合は
消化力が正しく働いていない状態です。

・量を摂り過ぎている

・消化力が弱っている

・油っこくものなど消化に重いものを食べすぎていて、自分の持つ消化力に見合っていない

ということが考えられます。

 

また、こんな症状があると、アグニ(消化力)が正常に働いていないかもしれませんよ!

《アグニが異常になったときの症状》

●胸焼けや胃酸過多ですっぱいものがこみ上げてくる
●食後、胃のあたりがそわそわしたり、不快な感じがする
●食事時になってもお腹がすかない
●便秘や下痢をする
●食物への興味がわかない
●肥満またはやせすぎ
●重篤な消化器疾患;胃腸の過敏症、潰瘍、憩室炎などがある

そして、アグニ(消化力)のバランスがいいときは
こんな状態です。

《アグニのバランスが取れている状態》

●顔色がよい。眼が輝いている
●便秘や下痢をしない
●どんな食べ物でも食べられる
●透明な淡黄色の尿
●強い臭いのない水に浮く、便器にベトッとつかない便

あなたは当てはまるものがありましたか?

消化力(アグニ)の異常になっている症状にいくつか当てはまる場合、

消化力(アグニ)を改善させて、消化を適切に行なわせる事が必要です。

消化力(アグニ)のバランスを取り戻す5つの方法

アグに(消化の力)が低下することで不調に繋がる!

 

ラヴィ美
ラヴィ美
では、どうしたら消化のパワーが回復するのでしょうか?
消化の力(アグニ)の改善方法5つをご紹介しますね!

1、白湯を飲む

お白湯とは80℃くらいのお湯のことです。

アーユルヴェーダでは白湯は消化促進剤として食事中に適量なお白湯をすすることを勧めています!

お白湯には水と火と風のすべてのエネルギーが詰まっているとされていて、
消化力や代謝のエネルギーを高め、水が排泄を促すオススメの飲み物です。

ただし、喉が炎症しているときや、ピッタの増悪時は熱い白湯は控えめにして下さい。

アーユルヴェーダ的お白湯の作り方コチラでご紹介しています。

逆に、冷たい飲食物をとるとアーマ(未消化物)が出来てしまいますので控えましょう!

内蔵の温度37℃〜38℃(体温計で図る体温よりも、約1度〜2度高いと言われています)よりも冷たいものを、体内に入れると冷えやすくなります。

冷蔵庫から出してすぐの状態ではなく、少し時間を置いてから飲むようにするのも、内蔵を冷やさないポイントです。

2、少食にする

甘い食べ物や脂っこいもの脂肪分をひかえ、腹六分から八分目を意識するようにしましょう!

アーユルヴェーダでは、食事を摂る時の胃の中の割合を、
空間:水分:食物 が1:1:1(または1:1:2)が理想的だと考えらえています。

例えば、ペットボトルの中に
お水と固形物を入れて上下に降ってシェイクするとき、

水と固形物だけを限界までパンパンに詰めてしまって
まったく空間がない(空気が全然入っていない)のと、

空間を作る(空気がある)のでは、どちらの方が動きがありますか?

胃の中でも同じです。

物を燃やす時と同じように、消化には、空気(空間)が必要なのです。

そのため食事は「腹6分目〜腹8分目が良い」と言われているのです。

《プチ断食のススメ》

お仕事がお休みの日などに、野菜ジュースや野菜スープ、またはお粥や白湯だけで一日や半日過ごすプチ断食をするのもいいです!

プチ断食は、カパ体質の方に特にオススメです
ヴァータ体質の方やピッタ体質の方は、完全に断食するよりも小食にする程度でも大丈夫です。

3、自分の消化力(アグニ)の変化に応じた食事をする

先程、自分の消化力(アグニ)の状態について知る方法もお伝えしましたが、
自然のリズムとして、消化力(アグニ)は一日の中の時間帯によっても変動します。

朝と夕には低下し、昼が一番高くなると言われています。

その自然のリズムを考えると・・・理想は、ランチを一日の主食にするとベストということです!
そして、夕食は早い時間帯に済ませて、食事量を少なくし、脂っこく重い消化しにくいものを控えます。

このように、アグニ(消化力)の変化に応じて食事量を調整し、胃の負担を軽くするように意識するのがオススメです。

4、スパイスを活用する

体質に関係なく消化の力(アグニ)の質を改善するスパイスは

黒コショウ、カルダモン、カイエンヌペパー、シナモン、クローブ、西洋わさび、マスタード(ピッタ体質の人は辛味は控えめに) などがあります。

これらのスパイスをお料理に活用したり、食事と共に摂ったり、肝臓機能が低下して消化力が弱っている場合には、ターメリックを少々振りかけたりし、カラダへ取り入れるのもオススメです。

また、食後にフェンネルの種やカルダモンの種子を噛んだり、ジンジャーが入ったハーブティーを飲むのもおすすめです。

5、ショウガを食前に取る

ショウガはすべての体質の人にとって最高の消化促進剤です。

ショウガには、いろいろ使いみちがあります。

新鮮な生のショウガよりも乾燥させた粉末ショウガは、乾性も辛味も強くて強力です。

消化力を増すために活用する場合は
新鮮な生のショウガのほうが良い
と言われていますよ。

生ショウガを千切りにして、塩とレモンを振りかけてそれを毎食30分前に食べると、アグニ(消化力)が高まるのでオススメです!

生のショウガが苦手な方は、ショウガの絞り汁15ml(大さじ1杯)にはちみつ15mlを加えて、レモン汁やコショウを少々振りかけて、それを少量の白湯で薄めて食前にのむといいです。食前のジンジャーティーを飲むのもいいです♪

《新鮮な生ショウガを使う場合》
沸騰させたお湯をコップに注ぎ、そこにスライスしたショウガを1枚入れてしょうが茶を食事の前に飲むことで食欲増進や消化の助けとなります!

(ショウガスライスは5分ほど置いたら取り除いてから飲むとよいです)

《粉末のショウガを使う場合》
コップ1杯の水に一摘みの生姜粉末をいれて、弱火でふっとうさせて4分の1程蒸発させて、食事前と食事の最中にすすって飲むようにします。

これらを数日間行っただけでも、普段不規則な生活をしている人であれば体調の改善を感じられると思います。

無理せず出来る範囲で毎日つづけてみてくださいね♪

一度にすべてを行うのが難しい場合はお白湯をのむことだけでもアーマ(未消化物)が排出されますし、お白湯を飲むことで、むくみ、冷え、美肌、便秘など色々と良い効果がたくさんありますよ!

まとめ

アグニ(消化の力)の改善が元気につながる

胃がもたれてスッキリしない、
寝ても寝ても眠気がとれないという状態や

頭がズーンと重い…
身体がダルい・・・
疲れが取れてない…
よく眠れない…
すっきり起きられない…

などの、「なんとなく身体の調子が悪いな。。。」という時は

アグニ(消化の力)の低下が原因かもしれませんので
チェックしてみてくださいね。

 

アグニ(消化力)低下のサインを見逃さず、
まずは「正しく消化と代謝ができるように」意識を向けることです!

 

消化の力(アグニの力)が適切で、
バランスよく消化と代謝が行われると、内蔵(からだの内側から)が元気なります^^

「内蔵の元気」カラダ全体の活力心の元気、そして細胞レベルで美しさをつくります♪
年齢を重ねても健やかな美しさを保てるように目指していきましょう!

 

最後までお読みいただき
ありがとうございました(*^^*)

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ABOUT ME
崎原みえ
崎原みえ
インドの伝統医学・アーユルヴェーダ専門サロン&スクール【Ravi】代表 / サロン開業の為のアーユルヴェーダ・セラピスト養成通信講座や、女性のためのはじめてのアーユルヴェーダ講座も開講し、講師としても活動しています。
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